「十二単衣を着た悪魔」の雷君
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今日、川で蛍を見ました。信じられないほど幻想的でした。「十二単衣を着た悪魔」の映画を観た後、原作を読みました。健太郎君演じる主人公の雷は、源氏物語の世界で蛍の宴に行くところで現実に引き戻されました。映画と少し違うのですが、どちらも蛍が美しくて切ないものとして描かれています。その情感を健太郎君は伝えてくれています。原作は読みづらいところもありますが、読みごたえもあります(ラストが違います)。原作と同じなら健太郎君はこんな風かな、と思ったりします。そして、将来、もっと深く、それでいてさりげなく素の見える、魅力的な俳優さんになるように思います。満月でいつもアシガールの若君を、蛍では十二単衣の雷君を思い出しました(どちらも他の俳優さん達も素晴らしい)。長文、失礼しました。

2021年05月29日 ねこ

チェキラ!