初めて書き込ませていただきますplainsboroと申します。 「鎌倉殿」での八重役について書かせていただきます。 八重が死んでからずいぶん時間がたってしまい、タイムリーな書き込みではありませんが、この掲示板の存在を知ったのが遅かったのでこのタイミングになりました。
私もこの配役を知ったとき、大変失礼なことに「人寄せパンダ」という言葉が頭をよぎってしまいました。
しかし、蓋を開けてみると、新垣さんのもつ色みたいなものはいい意味できれいに消えていて、平安時代末期の日本を生きた「八重」という女性になっていました。
八重を取り巻く状況が変化するにつれて八重自身が大きく変わっていくところが見事に表現されていたと思います。
最後のほうは小四郎だけでなくすべての登場人物に、また視聴者にも癒しを与える存在になっていました。それは政子から見ると初対面のときの印象とは別人のようになったということでしょうし、幼なじみの小四郎からすると本来の八重に戻ってくれたということでしょう。
女優・新垣結衣にとって、役の幅を広げられましたし、今回の出演で得られたものは大きかったのではないでしょうか。
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