ラストシーンは、これから昌と恒星が共に歩んで行くのを予感させる終わり方で、堂々巡りの呪縛が解かれ、穏やかなハッピーエンドでしたね。救われました。

ただ、個人的には「空飛ぶ広報室」や「逃げ恥」の様な爽快感がある終わり方が好きです。

このドラマは、ラブコメでも無い、純愛ドラマでも無い、サクセスストーリーでも無いシリアスさがあり、でも主演は今を時めく新垣結衣で、彼女の魅力をどこで引き出すのか難しい組み合わせのドラマでした。

野木さんは、もっと朱里と昌のドロドロや、昌が精神を病んで行く様を深く描画していけば視聴率が稼げるのは百も承知で、ただそんなコテコテのドラマにはしたくなかったのでしょうね。